去年はをまとめて1記事にしたけど、せっかくだから1ゲーム毎にクリアしたら感想書くことにしようウン。
思いついたことをとりとめもなく、だらだらと。酔っぱらいのタイピングです。
VA-II Hall-A(PC)
プレイ時期:2021年1~2月
プレイ時間:19時間
『一日を変え、一生を変えるカクテルを!』
ということで「VA-11 Hall-A」。これで「ヴァルハラ」と読む。ベネズエラの作品(!!)とはいえローカライズはばっちり。
近未来の場末のバーを舞台とする、ドット絵サイバーパンクアドベンチャー。レトロなドットグラフィックからは思いもよらぬ面白さ。ゲームはグラフィックだけで決まらないようん。
ゲームは「いらっしゃいませ、何にしますか?」「そだね、ガーリィで甘いやつがいいな」なんてやりとりで、基本的にこちらができるのは数十のレシピのカクテルから何かを提供することだけ。お客が求めているものがよくわからない中、これかなと推測して出したカクテルで喜んでくれた時は嬉しい。とはいえ、最初から完璧な提供を目指さずに、肩ひじ張らずゆるゆるプレイするのが良いゲーム。攻略情報を見てやるのは2周目で良いね。
ハイ。……実はこれ途中から攻略情報見ながらプレイして、それまでの楽しさを少し失ってしまった自分からのアドバイスなのでぜひ参考にしてください……。
最初にも書いたこの台詞『一日を変え~~』は主人公ジルが仕事前に口にする口癖。なんだかキャッチーなフレーズでお気に入り。汎用性がある。
でも実はこれ「Time to mix drinks and change lives.」が元々だったりするようで。『人生を変えるカクテルを作る時間よ!』なんて……良い。素敵に良い。どっちも好きだあ。
そう好き、といえば他にも挨拶をしなかったジルに友人アルマが怒るシーンも印象的で好きなんだよね。
『まずは挨拶がなくなり、次に「お願い」と「ありがとう」がなくなり、やがていつの間にか…ボン!全面戦争よ。』
わかる。アルマはここで好きになったよ。
他はそうBGMが何気に良くて、普段ゲームのBGMをそこまで気にしない自分もオッって思ったり。特に「Re: Snowfall」がお気に入りで頻繁に流していたなー。(BGMを自分で選んでプレイリストに登録して流せるのです)
www.youtube.com
ただ少ない不満を言うとUIに関わるフォントがかなり読みづらいこと。これも含めてレトロゲーっぽさを出していると言えばそうなんだけど。
あと下ネタが多いのは人によってはアレかもしれないな。やたら多い。やたら。
でもうんトータルで良いゲームだったなあって思う。定価は1,500円。セール中なら1000円しないくらいだし、オススメできる。
あとそう、プレイしてグッドエンドまで見たのならば、きちんとエピローグも見ましょう。クリア後、タイトル画面の左上の「+」ボタンからプレイできる。エピローグではもちろん、選択肢を選び尽くすまで。